東京メトロでのエスカ社会実証実験
先の調査に引き続き、 平成23年3月に、東京メトロの茅場町駅、新御茶ノ水駅において、 エスカレーターお客様利用状況調査を弊社にて調査を行い報告しました。弊社エスカシールならびにセーフティーマークの効果を検証するもので、シール貼付け前後で利用者の手すり掴まり状況、利用者の歩行・立ち止り状況を調査いたしました。 各駅の平日・休日の時間帯を変えながら、4日間の調査を行いました。
また、各駅のエスカレーターの設置状況等の確認を行い、セーフティーマークの視認性が向上するかどうかの確認もの行いました。報告書の内容は、以下のとおりです。1.手摺ベルトシールの貼り付け、2.お客様の手摺ベルト利用状況の調査、(2) 調査条件・方法、(3) 調査工程、(4) 効果の確認方法、(5) 調査結果 3.手摺ベルトによる運転方向の視認性調査 、(1) 目的、(2) 調査工程、(3) 効果の確認方法と結果、4.まとめ。
この調査においても、休日の手すり利用率は、ハンドレールラッピングの施工前後で9%から16%に上昇し、踏段歩行者は、52%から24%に減少し、ハンドレールラッピングの注意喚起効果が多きことが実証された。
